気管支喘息は呼吸の通り道である気道(気管、気管支)に持続的な炎症が起こり、発作性に気道が狭くなることを繰り返す疾患です。症状としては、咳や喘鳴(ぜいぜい、ヒューヒュー)、呼吸困難などがあり、特に夜から早朝にかけて症状が出やすいのが特徴です。原因は非常に多岐に亘ります。
診断
診断は呼吸機能検査(気道が狭いかどうか)で気道の空気の流れが悪くなっていないかどうかを調べます。気管支拡張薬を吸ったあとにその流れが改善すれば気管支喘息の可能性が高くなります。また呼気中一酸化窒素分析(気道にアレルギー性炎症があるかどうか)や血液検査(アレルゲン検査)も原因特定に有用です。アトピー性・好酸球性・好中球性など、いろんなタイプのあることがわかってきています。
治療
病態に応じて吸入ステロイド薬や気管支拡張薬など、様々なお薬を選択し組み合わせます。アレルギーの原因が分かっている場合には、それらを避けるなどの環境調整も重要です。
気管支喘息の発作を起こしている場合は、気管支拡張薬の吸入やステロイド薬の投与を行います。
気道リモデリングについて
症状がある時だけ薬を使うなど日々の治療が不十分であると、炎症がコントロール出来ず気道狭窄を繰り返します。そしてこの状態が長引くと気道の壁が厚くなり硬くなります。これを「気道リモデリング」といいます。一度リモデリングが起きてしまうと、気道の壁は元に戻らず、気管支喘息発作が起こりやすくなります。そのため慢性的な炎症をしっかりコントロールし、気道リモデリングを起こさないようにすることが管理上とても重要です。
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神奈川県藤沢市藤沢1006-1-1F
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- 診療科目
- 内科・呼吸器内科・アレルギー科
- アクセス
- 藤沢駅北口(徒歩6分)
藤沢本町駅(徒歩11分) - 院長
- 三沢 昌史 Masafumi Misawa (医学博士)
- 診療内容
- 気管支喘息、睡眠時無呼吸症候群(SAS)、COPD、高血圧、高脂血症、糖尿病、検診(肺がん検診など)、健康診断(企業健診)、各種予防接種
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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